京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 COSER Center for On-Site Education and Research 附属次世代型アジア・アフリカ教育研究センター
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
キャリア支援

キャリア懇談会(2016年度・第1回)報告

キャリア・ディベロップメント懇談会『研究したことを仕事で活かすには~JICAとコンサルタント会社の現場から』を開催いたしました。2016年春に就職したASAFAS卒業生お二人に体験談や意見をお話いただきました。

日時: 2017年2月6日(月)
講演会 15:00-17:30 ; 交流会 18:00-20:00
会場: 京都大学総合研究2号館4階(AA447号室)

講師
独立行政法人国際協力機構(JICA) 東南アジア・大洋州部東南アジア第四課
山中 潤(やまなか・ゆん)氏

玉野総合コンサルタント株式会社 都市整備部 事業計画課
水野久仁香(みずの・くにか)氏

講演内容
山中潤氏は、研究科在学中、インドネシアの森林保全プロジェクトが地域住民に与える影響や生業との関係性についてフィールド研究を行いました。途上国の自然資源保全に政府レベルで関わりたいと考え、2016年4月にJICAに入構し、現在はミャンマーやタイの案件形成を中心とする仕事に従事されています。

水野久仁香氏は、民主化以降のインドネシアにおけるインフォーマル居住地と地方政府の居住政策をテーマとするフィールド研究を本研究科在学中に実施しました。2016年4月からは、玉野総合コンサルタント株式会社で「まちづくり」に関わる国内の業務、主に地方自治体が策定する都市計画や整備に関する計画や設計の仕事に従事されています。

お二人には、就活時に工夫したことや研究と就職活動の両立の体験談、今の仕事の内容、民間コンサルタントと政府機関という2つの分野の比較、研究で得た知見や関心を仕事にどう活かせるのかなどのお気持ちについて具体的にお話しいただきました。(参加者数:21名)