京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 COSER Center for On-Site Education and Research 附属次世代型アジア・アフリカ教育研究センター
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
フィールドワーク・レポート

2019年度 成果出版

2019年度のフィールドワーク・レポートを出版いたしました。『臨地 2019』PDF版をご希望の方は支援室までお問い合わせください。『創発 2019』PDF版は下記のリンクよりダウンロードできます。

書名
『臨地 2019』院⽣海外臨地調査報告書
ISBN:978-4-905518-29-7

発⾏者
京都⼤学⼤学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属次世代型アジア・アフリカ教育研究センター

書名
『創発 2019』臨地キャンパス・成果発信報告書
ISBN:978-4-905518-30-3

発⾏者
京都⼤学⼤学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属次世代型アジア・アフリカ教育研究センター
> 創発2019PDFダウンロード

関連するフィールドワーク・レポート

インドネシア・ロカン川河口域における地形変化による生業変化

対象とする問題の概要  研究対象地域はインドネシア・スマトラ島東海岸のロカン川河口域であり、同地域は1930年代のオランダ統治時代に、ノルウェーに次ぐ世界第2位の漁獲量を誇るインドネシア最大の漁獲地であった。しかし、1970年代以降、漁獲量…

宗教多元社会における政治的意思決定/レバノンにおける公式・非公式なエリートの離合集散

対象とする問題の概要  筆者は2017年7月4日から7月26日にかけてレバノン政府によるパレスチナ難民政策に関する調査を行うために、レバノン共和国においてフィールド調査を行った。レバノンは第1次大戦後の「中東諸国体制」の形成による地域的状況…

「幻想的なもの」は「現実的なもの」といかにして関わっているか ――遠野の「赤いカッパ」をめぐって――

研究全体の概要  「幻想的なもの」は、「現実」としての人間の身体の機能から生じながらも、身体の次元をはなれて展開している。そして、この「幻想」が共同生活や言語活動によって否定的に平準化されていく過程を通じて、社会を形成する「象徴的なもの」に…

沖縄における座り込みの起源と広がり

研究全体の概要  本研究は、沖縄における社会運動の抗議レパートリーの様体:特にその起源と広がりを明らかにするものである。社会運動研究における抗議レパートリーとは、抗議に用いられる手段のセットであり、座り込みやシュプレヒコール、プラカードの持…

ブータン農村開発における教育普及と今後

対象とする問題の概要  ブータンの国家政策において、初等教育の量的拡大は重要政策の一つと位置付けられてきた。国土の多くが山々に拒まれた地形であるが、それぞれの農村に小規模な学校を設置して教育機会を保障しようと努めてきた歴史を有する。このよう…

エチオピアにおける伝統的ダンスの継承と新たな表現の創造

対象とする問題の概要  アフリカにおいて、伝統的ダンス(以下、「ダンス」と表記)は結婚式、収穫祭などコミュニティにおける冠婚葬祭の重要な場面で演じられるとともに、コミュニケーションや娯楽のツールにもなっている。エチオピアの首都アディスアベバ…