ミャンマーの輸出向け縫製産業における企業の参入と退出の分析――コロナ禍・クーデター前後の比較――
対象とする問題の概要 本研究が分析の対象とするミャンマーでは、衣類の生産における裁断・縫製・梱包などの工程を担う縫製産業が主要な輸出産業であり、近年は総輸出額の3割程度を衣類が占める。ミャンマーのような後発国の豊富で低廉な労働力は、縫製産…
対象とする問題の概要 本研究が分析の対象とするミャンマーでは、衣類の生産における裁断・縫製・梱包などの工程を担う縫製産業が主要な輸出産業であり、近年は総輸出額の3割程度を衣類が占める。ミャンマーのような後発国の豊富で低廉な労働力は、縫製産…
対象とする問題の概要 インドネシア政府は現在、カリマンタン島東部で新首都「ヌサンタラ」の建設を進めている。2045年までの完成を目指し、最終的には東京23区と同規模の都市となる計画だ。政府は面積の75%を森林とする目標を掲げるが、NGOや…
対象とする問題の概要 本研究は、現代社会における多様化するタイ人女性の国際移動の形を捉えようとするものである。 タイ人の国際移動は、工業化や地域間の経済格差といった社会経済的背景から1970年代以降に増加し始めた。本研究で着目するタイ人女…
Research background Developed under the supervision of Professor Masaaki Okamoto, my doctoral research concerns itself …
対象とする問題の概要 近年、イスラーム過激派と呼ばれる勢力が台頭する中で、各国において穏健なイスラームの在り方が模索されている。インドネシアでは2019年に公認宗教及びその他ローカルな信仰を対象とした宗教的穏健化政策(Moderasi B…
対象とする問題の概要 本研究の対象は、イスラーム圏で活発化しているイスラーム型フィンテックとマレーシアのムスリム零細起業家である。特にマレーシアに注目して研究を進める。マレーシアでは、10年程前からイスラーム型フィンテックへの関心が高まっ…
対象とする問題の概要 アリサン(arisan)とはインドネシアの人々が日常的に行うインフォーマルな金融互助実践のことあり、世界各地で共通してみられるROSCA(回転型貯蓄信用講)の一種として知られている。近隣住民や家族・親族、同業者などが…
対象とする問題の概要 近代以前のタイは、人口に比して豊富な森林資源に恵まれていた地域であり、豊かな木造建築の文化が育まれてきた。寺院建築や華僑の建築には煉瓦も多用されるが、タイ族の伝統的な住まいは木造の高床住居である。またタイは精霊信仰の…
対象とする問題の概要 研究対象地域はインドネシア・スマトラ島東海岸のロカン川河口域であり、同地域は1930年代のオランダ統治時代に、ノルウェーに次ぐ世界第2位の漁獲量を誇るインドネシア最大の漁獲地であった。しかし、1970年代以降、漁獲量…
対象とする問題の概要 本研究は 1948 年の非常事態(Malayan Emergency)に計画的に形成された「新村(New Village)」が各民族によってどのように記憶、表象されるのかを文献およびインタビュー調査を通して、マレーシ…
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