2022年度　成果出版

2022年度における成果として『臨地 2022』が出版されました。PDF版をご希望の方は支援室までお問い合わせください。

書名
『臨地 2022』院⽣臨地調査報告書（本文，12.5MB）
ISBN：978-4-905518-39-6

発⾏者
京都⼤学⼤学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属次世代型アジア・アフリカ教育研究センター

「タンザニアにおける広葉樹混交林の造成と管理に関する実践的研究」のための予備調査

研究全体の概要　タンザニアでは、農地の拡大や薪炭材の採集によって自然林の荒廃が急速に進行している。この研究では、林の劣化に歯止めをかける方策として、経済性を有した混交林の育成を前提に、国内での混交林利用に関する実態調査を実施した。広大な天…

研究全体の概要　沖縄県で焼物は、当地の方言で「やちむん」と称され親しまれている。その中でも、壺屋焼は沖縄県の伝統工芸品に指定されており、その系譜を受け継ぐ読谷山焼も県内外問わず愛好家を多く獲得している。　本研究ではそのような壺屋焼・読谷村…

研究全体の概要　野生動物による農作物被害は世界各地で問題となっている。屋久島でも、ニホンザルによる柑橘類を中心とした農作物被害が引き起こされてきた。　本研究の目的は、屋久島のニホンザルによる農作物被害に注目し、人とニホンザルとの関係とその…

研究全体の概要　1963年5月釈迦誕生祭にて国際仏教旗の掲揚が禁じられたことを背景に仏教徒は宗教弾圧を訴えながら宗教平等を求める一連の社会運動を起こした。仏教徒はベトナム共和国(南ベトナム)の都市で反政府運動を展開し、自分の命すら落とす焚…

2023.12.01 update カテゴリー／アフリカ地域研究専攻, アフリカ, ナミビア

対象とする問題の概要　本研究は、ナミビア北西部クネネ州（旧カオコランド）に居住するヒンバ社会の「伝統的」及び「近代的」装いを記述するものである。ヒンバはナミビアの代表的な民族である。腰に羊の皮や布のエプロンをつけ、手足、首、頭などに様々な…

2019.03.01 update カテゴリー／ミャンマー, 東南アジア地域研究専攻, 東南アジア

対象とする問題の概要　私はこれまで、ミャンマー・バゴー山地においてダム移転村落に暮らすカレンの人々の焼畑システムの変遷と生業戦略についてフィールドワーク及び論文執筆を行ってきた。ミャンマー国内の情勢は近年大きく変化している。調査対象地の村…