2022年度　成果出版

2022年度における成果として『臨地 2022』が出版されました。PDF版をご希望の方は支援室までお問い合わせください。

書名
『臨地 2022』院⽣臨地調査報告書（本文，12.5MB）
ISBN：978-4-905518-39-6

発⾏者
京都⼤学⼤学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属次世代型アジア・アフリカ教育研究センター

インドネシア･ロカン川河口域における地形変化による生業変化

対象とする問題の概要　研究対象地域はインドネシア・スマトラ島東海岸のロカン川河口域であり、同地域は1930年代のオランダ統治時代に、ノルウェーに次ぐ世界第2位の漁獲量を誇るインドネシア最大の漁獲地であった。しかし、1970年代以降、漁獲量…

2023.11.01 update カテゴリー／ラオス, 東南アジア地域研究専攻, 東南アジア

対象とする問題の概要　ラオスでの障害者数(5歳以上)は、2015年時点で約16万人と全人口678万人の2.8％を占めており、不発弾事故、先天的遺伝要因、感染症、交通事故など様々な要因で障害をもった障害者が生活をしている[1]。このような障…

2023.05.01 update カテゴリー／グローバル地域研究専攻, ネパール, 南アジア

対象とする問題の概要　近年ネパールでは、子どもが政党に付随した活動に参加することを規制する立法や啓発活動が、政府や国際組織の間で見られる［MoE 2011等］。子どもと政治の分離を主張する言説の背景には、政治的争点を理解するための理性が未…

2019.03.01 update カテゴリー／アフリカ地域研究専攻, カメルーン, アフリカ

対象とする問題の概要　食物網の高次消費者である食肉目は、草食動物の個体数調整などの生態学的機能を通じて、生物多様性の高い森林構成維持に関わる生態系内の重要な存在であるが、近年世界各地で食肉目の個体数減少が報告されており、その原因究明と保全…

2024.03.01 update カテゴリー／ザンビア, アフリカ地域研究専攻, アフリカ

対象とする問題の概要　世界では、ピットラトリンや腐敗槽などの基本的な衛生施設を利用可能な人数は増え続けている[WHO/UNICEF 2023]。これらの施設を維持するためには、施設からし尿を引抜き、処理場まで輸送するための労働者（以下、「…

研究全体の概要　沖縄県で焼物は、当地の方言で「やちむん」と称され親しまれている。その中でも、壺屋焼は沖縄県の伝統工芸品に指定されており、その系譜を受け継ぐ読谷山焼も県内外問わず愛好家を多く獲得している。　本研究ではそのような壺屋焼・読谷村…