京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 COSER Center for On-Site Education and Research 附属次世代型アジア・アフリカ教育研究センター
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
フィールドワーク・レポート

2024年度 成果出版

2024年度における成果として『臨地 2024』が出版されました。PDF版をご希望の方は支援室までお問い合わせください。

書名
『臨地 2024』院⽣臨地調査報告書(本文,7.4MB)
ISBN:978-4-905518-44-0

発⾏者
京都⼤学⼤学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属次世代型アジア・アフリカ教育研究センター

関連するフィールドワーク・レポート

ケニアの都市零細商人による場所性の構築過程に関する人類学的研究――簡易食堂を事例に――

対象とする問題の概要  ケニアでは2020年に都市人口の成長率が4%を超えた。膨張するナイロビの人口の食料供給を賄うのは、その大半が路上で食品の販売を行う行商人などのインフォーマルな零細業者である。その中でも、簡易な小屋のなかで営業されるキ…

2019年度 成果出版

2019年度のフィールドワーク・レポートを出版いたしました。『臨地 2019』PDF版をご希望の方は支援室までお問い合わせください。『創発 2019』PDF版は下記のリンクよりダウンロードできます。 書名『臨地 2019』院⽣海外臨地調査報…

手作りおもちゃの世界的な分布と地域ごとの特徴に関する研究

研究全体の概要  世界各地でみられる手作りおもちゃには普遍性がある一方、地域や時代によっては特殊性が存在する。本研究の目的は、愛知県日進市に位置する世界の手作りおもちゃ館の館長への聞き取り調査から、手作りおもちゃの地域ごとに共通する特徴およ…

ソマリ語歴史叙述の展開

対象とする問題の概要  ソマリ語の正書法が1972年に制定されて以降、現在に至るまで約50年間にわたって、ソマリ語での著述がなされてきた。しかし、ソマリアは1991年に内戦によって国家崩壊をきたし、現在に至るまでその政治状況が回復していない…

世界遺産白川郷における現代相互扶助制度

研究全体の概要  近年、農村地域の都市化やグローバル化が急速に進み、相互扶助といった人々の共助は失われつつある。そもそも相互扶助という村落慣行は、世界各地の農村地域で古くから行われてきた労力交換や共同労働を指す。白川村荻町には「結」という言…

ソロモン諸島国サンタクルーズ諸島における人と生態系の関係

対象とする問題の概要  ソロモン諸島国サンタクルーズ諸島は同国テモツ州に属し、最東部に位置する島嶼群を指す。本研究はサンタクルーズ諸島のうち、域外ポリネシア[1](Polynesian outliers)の二つの島を調査地として選定した。第…