2022.03.01 update カテゴリー/ 東南アジア地域研究専攻, 国内エクスプローラープログラム 口琴の表象と伝承――アイヌ民族のムックリが演奏され続けるということ―― 研究全体の概要 口琴は、東南アジアを含むユーラシア大陸に広く分布している。非常に単純な構造だが、演奏の仕方によっては音が全く変わってしまうという奥の深い楽器である。モン族は恋愛の場で用い、ラフ族の口承の物語にも魅力的な楽器として登場してい…
2021.10.01 update カテゴリー/ アフリカ地域研究専攻, 国内エクスプローラープログラム 沖縄県における「やちむん」を介した人とモノの関係性 研究全体の概要 沖縄県で焼物は、当地の方言で「やちむん」と称され親しまれている。県の伝統的工芸品に指定されている壺屋焼を筆頭に、中頭郡読谷村で制作される読谷山焼など、県内には多種多様な工房が存在し、沖縄の焼物は県内外を問わず愛好家を多く獲…
2021.03.25 update カテゴリー/ 東南アジア地域研究専攻, 国内エクスプローラープログラム 日本の喫茶店とタイ北部山地のコーヒー農家の繋がりと関係性 研究全体の概要 本研究は北タイ産コーヒーに焦点をあて、その生産地であるタイ北部山地と日本で同コーヒーを取り扱う人々がどのように繋がり、関係を持ったのかインタビューを通して明らかにすることを試みた。本研究が対象とする北タイ産コーヒーは歴史が…
2019.03.02 update カテゴリー/ ミャンマー, 東南アジア地域研究専攻, 東南アジア ミャンマー・シャン州南部の農業システムにおけるヤマチャ利用 対象とする問題の概要 東南アジア大陸部山地では急激な森林減少が観測されており、原因の一つとして農地の拡大が指摘されている。ゴム等の大規模プランテーションや換金作物の集約的栽培は、森林破壊だけでなく、不安定な価格に伴う経済的リスクの増大等、…
2018.03.01 update カテゴリー/ アフリカ地域研究専攻 アフリカ同時代美術とその表象:コンゴ人芸術家の美術活動に着目して/アール・ポピュレールの地域的表象 対象とする問題の概要 アフリカ現代美術は,『大地の魔術師』展(89年パリ・ポンピドゥセンター)を契機として欧米のアートワールドで大きく扱われるようになった。「黒人美術」「原始美術」における「原初」性「神秘」性のみの称揚といった批判に対応し…
2019.03.02 update カテゴリー/ グローバル地域研究専攻, スリランカ, 南アジア スリランカ内戦後のムスリム国内避難民(IDPs)についての研究/女性の視点から考察する国内避難民の社会変化 対象とする問題の概要 本研究では1983年から2009年のスリランカ内戦において、タミル武装勢力により故郷を追放され国内避難民(IDPs)となったムスリムのコミュニティに焦点を当てる。シンハラ対タミルの民族紛争の構造で語られることの多いス…
Economic Impacts of Cooperatives on Rubber Smallholders in Thailand: A Case Study in Bung Kan Province