20世紀初頭におけるシャムの綿花栽培政策
対象とする問題の概要 20世紀を迎え、産業革命の中心にある綿はグローバルコモディティになり、海外進出を試みる帝国の発展と深く繋がっている。近代化を遂げた日本もこの商品作物のグローバルネットワークに加わった [Beckert 2015]。1…
対象とする問題の概要 20世紀を迎え、産業革命の中心にある綿はグローバルコモディティになり、海外進出を試みる帝国の発展と深く繋がっている。近代化を遂げた日本もこの商品作物のグローバルネットワークに加わった [Beckert 2015]。1…
Research background The Brunei Constitution of 1959 established the seven Puak Jati of Brunei where the Dusun is one of…
対象とする問題の概要 私が研究対象とする「タカーフル」とは、端的に言えば「イスラームの教義に則った相互扶助の仕組み」である。私たちが一般的に思い浮かべる生命保険や損害保険といった商品に近いが、ムスリム(イスラーム教徒)が利用できるように工…
対象とする問題の概要 本研究では、植民地支配・独立・戦争・分断・統一という20世紀の社会変動とそれに伴うナショナリズムの高揚のなかで、各仏教諸団体がそれぞれの宗派(大乗・上座部)・エスニシティ(ベト人・クメール人)・地域(北部・中部・南部…
対象とする問題の概要 経済発展の著しいラオスでは、市場経済化の中心は外国企業・外国資本である一方、副業として行われる自然資源の採集活動は農村部の貴重な現金収入源となっている。ラオス北東部シェンクワン県で活発に行われるツバメの狩猟は、地域固…
対象とする問題の概要 伝統的な自然経済から工業化、産業化の高度発展のもとグローバル化が急速に進んだ今日、コミュニティそのものの在り方も大きく変動してきた[山田2020]。一方、都市部でありながら依然として村落共同体的な性格が色濃く残る場所…
Research background Tropical peatlands are subjected to anthropogenic disturbance, which deteriorates the environment a…
Research background The study of Thai studies is not new; however, the focus on institutionalization and the attempt to…
対象とする問題の概要 熱帯低湿地の中で水が溜まりやすい地域には、植物遺体の分解が途中で止まり、炭素と水の巨大な貯蔵庫と称される熱帯泥炭湿地が発達しやすい。インドネシアは世界最大の熱帯泥炭湿地保有国である。泥炭湿地は貧栄養で農業に適さないた…
対象とする問題の概要 北はラオス、東はベトナムと接するカンボジア北東部の山岳地帯、ラタナキリ州には伝統的には狩猟採集と独自の文化を営んできたとされる複数の先住民グループが存在している。現在彼らの生活は、国家による開発の対象となり、繰り返し…
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